ごあいさつ

「パレット」は、高等部や高校を卒業する障害のある青年たちの学校卒業後の学びの場として、2023年4月、大阪府吹田市に開校致します。

 

10代後半~20代前半という社会に出る前の貴重な時期に、様々な学びに触れ、様々な人と関わり、様々な経験をする。楽しいこともあれば悩むこともあり、素晴らしい出会いに感動することもあれば、自分の愚かさに凹むことだってあるでしょう。

一見非効率で遠回りにも思えるこの「時間」が、人生を豊かにするエッセンスになると私たちは信じています。

そして、障害のある青年たちにも、この時間が当然の選択肢として存在するべきだと思っています。「パレット」はこうした思いを受けて誕生しました。

 

私たちは、「パレット」創設にあたって以下の4つのミッションを掲げました。

 

①みんなにあたりまえの青春時代を

②一人ひとりが自分の可能性を実感できる環境を

③自分で考え、自分で決める力を

④豊かな人生を歩むための未来への種まき

 

一人ひとりが、自分の色を出し、探し、あるいは作って、未来に飛び立っていく為の出発点のような場所。

そんな場所にしたいと、私たちはこの場所を「パレット」と名付けました。

 

「パレット」自身も、出会った皆様と共に、その色をこれから、作り出していくことになるでしょう。

皆様と一緒に最高の青春を送れる日を心待ちにしています。

 

株式会社イロドリプラス

学び場 パレット(自立訓練・就労移行)

代表 川村 萌

 


パレットの取り組み

 

学び場パレットでは、質の高い支援を提供するため、以下の取り組みを実施しています。

 

①法人や事業所の経営理念や支援方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化

②上位者・担当者等によるキャリア面談など、キャリアアップ等に関する定期的な相談の機会の確保

③有給休暇が取得しやすい環境の整備

④事故・トラブルへの対応マニュアル等の作成等の体制の整備

⑤タブレット端末やインカム等のICT活用や見守り機器等の介護ロボットやセンサー等の導入による業務量の縮減

⑥業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減

⑦ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の福祉・介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善

⑧利用者本位の支援方針など障害福祉や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供