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調理実習ふりかえり

パレットでは「生活」のプログラムの中で調理実習を実施しています。

10月~11月に計4回の調理実習を行いました!

今回はその様子をまるっとお届けしたいと思います。

 


①レトルトパスタ作り

 

まずはレトルトのパスタソースを使った「パスタ」です。

それぞれ好きなパスタソースを買いに行き、調理していただきました。

 

お鍋にお水と塩を入れ、沸騰させ、パスタをゆでていきます。

パスタは1人分ずつざるにあげました。お湯はねに気をつけながら慎重に…!

 

パスタをゆでた後は、自分で選んだソースを絡めて完成です!

手軽においしいパスタができました。

 


②冷凍餃子の調理

次は、冷凍餃子の調理を行いました。

餃子だけでは少し物足りないので、冷凍の野菜を使ったお味噌汁とブロッコリーのサラダも作りました。

 

 

まずはお味噌汁の調理から。

計量カップで水の量を量り、冷凍の野菜と一緒にお鍋に入れます。沸騰させている間にお味噌の量を量ります。

一人ひとり適量だと思う量をお玉ですくい、みんなで「このくらいかな?」「それは多すぎるんちゃう?」と相談しながらお味噌の量を決めました。

お味噌を入れた後は味見をして、お味噌やお水を足して味を調えました。

ブロッコリーサラダは冷凍のブロッコリーをゆでるだけ。とっても簡単です!

 

メインの餃子の調理。

油を引いたフライパンに冷凍餃子を並べていきます。

まんべんなく火が通るように、円の形になるようにきれいに並べました。

その結果、おいしそうに焼けました!

 

冷凍食品を使って簡単にできるお昼ご飯でしたが、とってもおいしかったです。

 


③おかずの素を使ったおかず作り

3回目は「おかずの素」を使った調理実習です。

今回はご飯がすすむ定番のおかず「回鍋肉」と卵スープを作りました。

「野菜やお肉に火を通したらどんな状態になるかな?」と確認しながら調理しました。

 

まず、たまごスープ作りから取りかかります。

ねぎを切った後、お鍋に水とスープの素を入れ、よくかき混ぜます。

たまごも溶いておき、お鍋に火をかけて煮えてきたら溶き卵を入れ、さらに煮立たせます。

調味料を入れて味を調える必要がないので簡単にできますね。

役割を分担してみんなで調理をすることができました。

 

スープができたら、メインのおかずの回鍋肉を作ります。

野菜やお肉を切った後、フライパンで炒めていきます。

具材に火が通ると色や硬さはどうなるか確認しながら調理を進めていきました。

中には慎重に「もう少し火を通した方が良い」と判断される方もいました。食中毒を防ぐためにもしっかり火を通すことは大切ですね。

おかずの素を入れて炒めると食欲を掻き立てる香りが広がります。

ご飯が進む献立となりました。


④どんぶり料理

4回目はどんぶり料理を作りました。

1品だけでも満足感のあるどんぶり料理はお昼ご飯にぴったりですね。

 

今回は事前にどんなどんぶり料理を作るかを、みんなで話し合って決めました。

選ばれたのは「つくね丼」でした。

 

まずは肉だね作っていきます。

ねぎをみじん切りにし、ボウルに肉だねの具材をすべて入れたら手でこねていきます。

具材がしっかり混ざっているか確認しながらこねこね!

 

タネができたら成形して調味料を加えて焼いていきます。

焼いた後はどんぶりに盛りつけたご飯の上にのせて、ネギを散らしたら完成です。

火加減が強すぎて焦がしてしまうハプニングもありましたが、みんなでおいしくいただきました。ちょうどいい味付けでとてもおいしかったです。

 


 

計4回の調理実習はいかがでしたでしょうか。

 

みんなの力で、すべておいしく出来上がりました。

みんなで調理し、同じものを食べるというのは楽しいですね。

 

パレットでは、生活力をつける取り組みとして、調理実習に力を入れています。

手の込んだものではなく、実際の生活に活かしてもらえるような、「リアル」な調理スキルの獲得を目指しています。

実際にできるようになるには、「くりかえし」が大切!

パレットでもくりかえし取り組んでいきますが、自宅でもチャレンジしてほしいと思います。

特にレトルトパスタや冷凍餃子は簡単にできるので、自分でも作ってみてほしいです。

 

 

 

これでブログは年内最後の更新となります。

2023年は大変お世話になりました。

来年もパレットの活動の様子をどんどん発信していきたいと思っていますので、

ぜひチェックしてみてください。

ありがとうございました。

よいお年をおむかえください。

 

(河原)