10月7日(土)、パレット初めての文化祭、名づけて「パレット祭」を開催しました。
パレット祭のメインは、利用者・スタッフによる「演劇」です。
表現することが楽しいと感じるきっかけになってほしい、演じるという行為を通して、新しい自分に出会ってほしい、そんな思いから、パレットのプログラムに演劇を取り入れ、そして文化祭で発表してもらおうとパレット開所時から考えていました。
とはいえ、パレットのスタッフは演劇に関してはド素人。
そこで、一般社団法人リベルリンクから、川上立氏を演劇講師としてお招きし、4月から少しずつ練習をしてきました。
川上氏の方針は、川上氏ご自身及びスタッフも一緒に作品に参加することで、利用者と一緒に作品を作り上げていくというもの。
劇中不測の事態が生じた場合にフォローするため、という理由もありますが、スタッフも含めてみんなで作品を作り上げることで、全体のモチベーションアップにつながるからということも大きいとのこと。
また、もとからある作品・台本を演じるのではなく、利用者それぞれの趣味や性格を盛り込んだオリジナルの台本を演じるというのも今回の取り組みの醍醐味。
パレットらしさのあふれる、ドタバタ劇が完成しました。
こちらはパンフレット。
名探偵コナンに、暴れん坊将軍…?
いったいどんな劇になったのでしょうか??
見ているスタッフはドキドキでしたが、みなさん本番に強い!
いつもより大きな声で、堂々といい顔をして演じ切る姿に、胸をうたれました。
(出演したスタッフも良く頑張りました)。
何より、ゲストのみなさまには大変あたたかく見守っていただきました。
ありがとうございました。
演劇のあとは、ゲストのみなさんとお茶の席を囲み、感想をいただきました。
利用者からは、「多くの人が見に来てくれてうれしかった」「楽しく演じられた」
ゲストからは、「セリフがスラスラと言えていて驚いた」「とても面白かった」
といった感想があがりました。
また、川上氏からは、「ここまで仕上げられるとは正直思っていなかった。スタッフも含め、みんなよく頑張った」と講評をいただきました。
ちなみに、今回お出ししたお茶とお菓子も、みんなで準備したもの。
喜んでいただけてよかったです。
パレット初めての文化祭は、こうして大成功に終わりました。
来年は、さらにパワーアップした姿を見てもらえるように頑張りましょう!
お疲れ様でした(^^♪
(川村)